HOME > 第16回世界剣道選手権大会開催

第16回世界剣道選手権大会開催

平成27年5月29日~31日の3日間にわたり、日本武道館において第16回世界剣道選手権大会が開催されました。
第1回大会が日本武道館で開催されてから45年、18年ぶりに剣道の祖国・日本での開催です。

写真をクリックすると大きく表示されます。

 平成27年5月29日~31日 日本武道館において第16回世界剣道選手権大会が過去最多となる56の国・地域から選手・役員約830名が参加し、大盛況のうちに開催されました。
 全日本武道具協同組合として、来日される剣道家の方々に喜んでいただきたい!をスローガンに、以下のような“おもてなし”を実施致しました。

1. 出場選手が万全な態勢で試合に臨めるよう、防具のメンテナンス作業コーナー(無償)の設置。

 大会前日の5月28日、宿泊施設の代々木オリンピック記念青少年総合スポーツセンターから始まり、5月31日の大会最終日まで日本武道館正面入り口脇の特設テントにて実施したところ、35カ国、114名の方々より小手(片手)修理250本、胴の乳革の交換等10組、垂れ紐の修理等15枚ほどが持ち込まれ、組合加盟の7名の職人により、試合に支障のないよう丁寧に修理させて頂きました。

2. 防具乾燥車により、日頃出来ない出場選手の防具をリフレッ シュ(乾燥・除菌)する作業コーナー(無償)の設置。

 5月28日と29日の2日間にわたり、代々木オリンピック記念青少年総合スポーツセンターの地下駐車場において、延べ5台の防具乾燥車を使い12カ国(クロアチア、ポルトガル、タイ、中国、南アフリカ、チリ、イギリス、オランダ、アルゼンチン、エクアドル、ポーランド、シンガポール)45名の方々より、面34個、小手75本、垂15枚の依頼を受け付け、完璧に乾燥・消臭の作業を行い、大変喜んでいただきました。

3. 取り付け希望がある選手団の面に「安全あご」の取り付け作業(先着100名様、無償)を行うコーナーの設置。

 名古屋と金沢から駆け付けた2名の職人により、5月28日・29日の2日間にわたり希望者に「安全あご」の取り付けを行いました。
先着100名の予定でしたが、残念ながら100名には達しませんでした。

4. 竹刀造りの名工による『こだわりの竹刀製作実演会』を開催。

 5月29日、日本武道館正面入り口脇の特設テントにおいて、㈱タイヨー産業の手造り竹刀職人による竹刀造りの実演を行いました。
代表的な手造り竹刀は特製青雲・清剣です。今回の大会での竹刀製作においては、竹刀製作の全てをお見せできたわけではないですが、興味を持つて見学してくださる方も多く、職人さんにとっては大変やり甲斐のある実演会でした。

5. 面仕立ての名工による『剣道具 用と美』を開催。
 
 5月30日、同特設テントにおいて面の製作実演を行いました。
平成22年の京都大会における「イセ込み面仕立て実演」にも参加した職人が見学者の目の前で面を仕立てました。

6. 面金・革などの材料の展示。

 組合加盟の面金メーカー2社の協力で特設テントにて面金の展示を行いました。
また、皮革材料製造業者による皮革の展示と製造工程等詳しい説明がなされました。

7. 日本の誇る伝統文化「武道」と「ものづくり」、その結晶である剣道具を正しく使うための映像作品 DVD、タイトル『剣道具 用と美』(全日本武道具協同組合の企画・制作)の紹介。

 特設テントにおいて英語の字幕付き映像を繰り返し放映致しました。会場入り口のすぐ脇ということもあり、並んで入場を待っている方々が見入っていました。特に外国人の方々が興味を持たれていたようです。
写真は、監修にご協力頂いた文教大学の斎藤修平先生と埼玉大学名誉教授の大保木輝雄先生。


各コーナーの協力者
 1. 防具のメンテナンスコーナー
    ㈱大和武道具製作所 伊藤 喜一郎
    ㈲松尾武道具製作所 松尾 弘憲
    西山剣道具店    西山 篤史
    ㈱元澤武道具    元澤 祥郎
    松勘工業㈱     林   司
    ㈱宇多川      宇多川 富次
    ㈲小林一心堂    稲垣 禮子
 2. 防具乾燥リフレッシュコーナー
    ㈱建武堂      菱山 幸一
 3.「安全あご」取り付けコーナー
    ㈱キムラ商会    木村 弘人
    ㈲橋本武道具    橋本 直己
 4. 竹刀製作実演
    ㈱タイヨー産業   田島 尚武
 5. 面仕立て実演
    松勘工業㈱     濱中 昭一郎
 6. 面金・革材料の展示
    ㈱高井武道具    高井 信昭
    大阪面金製作所   橋本 浩二
    中村重男商店    中村 高明