全日本武道具協同組合

SSPシール

目 的

当組合では、より質の高い剣道用品を提供することで、安全な剣道の普及を目指しています。剣道の稽古並びに試合において竹刀による事故を未然に防止するため、平成19年より全日本剣道連盟の基準に適合した竹刀に対し「SSPシール」を貼付して品質保証しています。
規格に合わない竹刀の「製造・販売を行わない」を目標に、規格外の竹刀を排除を目指し、竹刀の品質向上を図ると共に消費者への啓発活動を展開しています。公式試合の竹刀検査において、「SSPシール」貼付の有無が第一次検査とする認知を最終目的としています。

事業内容

  • 竹刀部会に対して原則として年一回以上の抜き打ち検査を実施する。
    検査に合格した竹刀部会員に「SSPシール」を交付する。
      *竹刀部会とは、当組合に属する竹刀業者です。
  • 全日本剣道連盟の試合規定に合格した30竹刀~39竹刀が「SSPシール」の貼付対象竹刀とする。
  • 「SSPシール」に明記した番号により「何時・何処」で製造出荷を管理する。 
  • 「SSPシール」竹刀による事故発生に対処するため、当組合は損害保険に加入する。 
  • 「SSPシール」の消費者に対する広報・啓発活動を行う。 
  • 剣道の公認試合において、「SSPシール」貼付の有無を竹刀の第一次検査とする活動を展開する。

全日本剣道道場連盟主催/全国道場少年剣道大会は、2017年からSSPシールを貼付している竹刀の使用が義務化されます。

全日本剣道道場連盟が主催する全国道場少年剣道大会は、2017年の「第52回大会」から、SSPシールを貼付している竹刀の使用が大会で義務化されます。
全国の優良専門店で購人することができる上、全日本剣道連盟の試合規格基準を完全に満たしていることが一目瞭然。安全を第ーに、さらに万ーの場合はPL保険が適用される竹刀の証であることが採用の理由となっています。
剣士たちの健全な精進を支えるために、日々、剣士育成に邁進される指導者の方々と共に歩みを進め、10年以上かけて培われてきたSSPシール竹刀の普及のひとっの証としてぜひご理解いただきたくお願い申し上げます。